世に苦しみの炎消えないが どんな闇夜もやがて朝が [想い]
2011 レ・ミゼラブル
いよいよ、明日初日を迎える。
僕がこの「レ・ミゼラブル」に出会って、もう11年近く経つ。
2浪して、崖っぷちの中、先が見えない暗闇の中でもがいていたとき。
その当時勤めていた会社で、つらく、苦しく、心が枯れたとき。
転職をしようかどうか、悩んだとき。
人生で苦しかったときや、決断を迫られたとき、
いつも、「レ・ミゼラブル」が僕に勇気や希望をくれた。
「レ・ミゼラブル」の公演がなくても、、
もう何十回も観てるから、どのシーンも鮮明に思い描くことができる。
いつも、「レ・ミゼラブル」に支えられて生きてきた。
それぐらい、大切な、そして思い入れが強いミュージカル。
崖っぷちの僕に、未来を信じる勇気を教えてくれた。
心が枯れた僕に、一生懸命生きることの素晴らしさを教えてくれた。
転職をしようか悩んだ僕に、決断をする勇気を教えてくれた。
「レ・ミゼラブル」の登場人物は、みんな、懸命に生きている。
明日を信じて、今日を一生懸命生きる。
生きていく上で一番大切なことを、教えてくれた。
「今」を生きる。
それが一番大切なことなんだ。
未来に不安を抱いて何もできなくなるんじゃなくて、
未来に希望を持って、明日を信じて、「今」を一生懸命生きる。
「今」大切なことは、「今」を生きること。
一瞬一瞬を大切に、一生懸命生きたい。
「レ・ミゼラブル」
僕にとっては、大切な大切なミュージカル。
今公演で最後となる演出。
しっかりと目に焼きつけたいと思う。
そして、、心に刻みたいと思う。