2011年9月11日 [想い]
1979年9月11日。
沖縄で生まれた。
物心ついたときは、、おかぁとふたり、東京にいた。
小耳症だった僕は、
10歳の時に聖マリアンナ医大で手術をした。
荻野先生。
僕の人生にとって大きな存在。
中学校受験をした。
第一志望しか、合格しなかったけど、、中高一貫校。
吹奏楽部で出会った仲間や後輩。
僕の人生で最高の仲間。
獣医を目指して浪人した。
2浪。
でも、、獣医学科には合格できなかった。
それでも、、2浪の時も素敵な仲間に出会えた。
僕の人生で素敵な経験。そして、、素敵な仲間。
20歳。
大学に入学した。
獣医じゃない何か・・・新しいことを探して。
大学時代、、、
やっぱり、、そこでも素敵な仲間に恵まれた。
卒業論文、、がんばったな。
就職。
ひとつめの会社。
つらいことしか記憶に残っていない。
勤務地は茨城だったけど、、
そのときは、、茨城のことすら嫌いになるくらい、、つらかった。
でも、今はいい思い出。
その経験があったからこそ、今がある。
そして、その経験があったからこそ、、
今、何があってもめげない、負けない強さがある。
前を向く、立ち上がる、、
それができるのも、、そのときがんばったから。
だから、、感謝している。
茨城、、今はすごく大切な場所。
そして、、今。
毎日、楽しくお仕事をしている。
優しい先輩、後輩。
いつも、本当にありがたい。
他に、忘れてはいけないファミリーがいる。
荻野先生のおかげで出会えた仲間。
小耳症の仲間。
同じ小耳症で、
同じようなことを経験して、
同じようなことを感じて、、
同じような痛みも味わって。。
お母さんたちも同じ。
親の立場では、、わからないこともあるけど、、
でも、小耳症の立場として、お母さんたちとお付き合いできることは、
少しは何かの役にたててるかな、、なんて思うと、
うれしかったりもする。
大切な家族。
こうやって振り返ると、、
僕の人生、、
多くの人に支えられて今まで生きてこれたんだなって思うし、
多くの素敵な出会いがあって、「今」の僕がいるんだな、、って、改めて思う。
正直、10年前のことがあって、
素直に喜べない自分がいたりもするけど、、
でも、、
32歳を迎えられたことについては、、やっぱり感謝です。
出会えた方々、すべての人に感謝です。
そして、、
やっぱり、、おかぁに感謝。
これから先、まだまだいろいろなことがあると思うけど、
感謝の気持ちを大切にして、、
出会いを大切にして、、
笑顔を大切にして、、
心を大切にして、、
そうやって生きていきたいと思います。