最後の授業、最後のことば [エール]
私はね、今年で34歳なんだけど、
今、「日本全国34歳 がんばっている人ランキング」っていうのがあったらね、
必ず3位以内に入る自信がありますよ。
それぐらいがんばっています。
みなさんは僕よりも若いんだから。
常に全力で「突進」してください。
そして、みなさんも僕に負けないぐらいがんばって、大学に必ず合格してください。
僕は、高校3年生のとき、お茶の水ゼミナールに通っていたんだけど、
そのお茶ゼミの、最後の数学の授業の、最後の5分、、
先生がそう言った。
いつも、笑って、楽しく授業をする先生だったからこそ、
最後、そのことばを言って、教室を去るときの先生の涙は、、
今でも鮮明に覚えているし、
「僕も必ず胸を張って、堂々とそう言えるようにがんばろう。」
そう思ったことも覚えている。
先生がお茶ゼミにで講師になって、2、3年目ぐらい、、
お茶ゼミが本格的に現役生対象に大学受験を目指す塾として進出しようとしたとき、
「数学はお前を中心にする」
って言ってもらえて、
本当にうれしかったし、僕でいいのかって不安もあったけど、
とにかく一生懸命がんばろう
っていうただその想いだけで、毎日がんばったそうです。
僕は今、、胸を張って、
「日本全国32歳 がんばっている人ランキング」3位以内に入る自信があります！
って言えるのかな。
ときたま、そう思うことがあるんだけど、、
でもまぁ、、
僕は僕なりに、「今」を大切に生きてきたし、
それでうまくいったこともあれば、そうでなかったこともたくさんあるけど、
僕の歩いてきた足跡はしっかりとそこにあるわけだから、
それはそれでいいのかな、、
っていう気もする。
なんで、こんなことを書いているかというと、、
今まで、その先生をインターネットとかで探しても、
なかなか見つけられなかったんだけど、
この前やっと、見つけたんです。
数学の塾を始めてました＾＾
代表だって＾＾
すごいね＾＾
いつも、ことばだけじゃなくて、行動でもしっかりとそれを教えてくれた先生。
最後の授業で贈ってもらったことばは、
今も僕の大切な宝物。
「突進」
これからも、先生のことばを胸に、
僕なりに、全力で「突進」していきたいなぁ、、
と思った。
佐藤学先生、、ありがとう。
