エピテーゼ治療という選択肢 [小耳症]
はいさぁい♪みなさん元気ですかぁ~♪
小耳症のお子さまをお持ちのお母さまに何か伝えたい。
そう思って始めたブログなのですが、
まぁ、、そんな話をほとんど書いていないこのブログ。
そんなブログを見つけて、
メールをくれた、同じ小耳症のオザキさんと一緒に、
(2013年3月2日・・一通のメールが届いた。@小耳症参照)
http://gusukunoashiato.blog.so-net.ne.jp/2013-03-02
エピテーゼ治療・作製している会社、
株式会社アヘッド ラボラトリーズさんへ会社見学に行ってきました^^
会社に入ったと同時に、雰囲気がとてもいいなぁ、、
という印象。
これなら、
患者さんも第一印象で安心できるだろうなぁ、、
と感じつつ、
応接室に通され、待っていると、、
社長の常國さんと女性の方が対応してくださいました。
というか、エピテーゼってご存知ですか?
例えば、ガンであったり、事故でったり、、
先天性の疾患であったり、
様々な理由で身体にできた欠損部分を、
修復する、、っていうのかな、、
欧米ではかなり普及しているのですが、
日本での普及率はまだまだ、、というのが現状だそうです。
とまぁ、、言葉で説明するよりは見ていただいた方がわかりやすいですね。
まずは、、指です。
これ、わかりますか?
人差し指は、エピテーゼです。
まぁ、、
僕のお写真の撮り方が下手なのもあって、
わかっちゃうかもしれませんが、
結構しっかりと指に見えるんです。
ちなみに、
僕の指をモデルにして作ったわけではないので、
指の色や爪の色が違いますが、
そういう色もちゃんと患者さんに合わせて作られるようです。(当たり前ですが)
これなんか、、爪にデコレーションついています。
こういうのも可能だそうです。
結構かわいいですよね^^
そして、、
こちらはエピテーゼを使用した顔の模型です。
耳を取るとこんな感じ。
さらに、眼窩部を取るとこんな感じ。
両方ともに、金属が見えるかと思いますが、
これはインプラントといわれるようで、磁石ですね。
耳の部分や顔面部分にインプラントを埋め込み、
エピテーゼの耳や眼の裏側にも同じく磁石をつけることで、
しっかりとくっつくということです。
ちなみに、眼の裏側は、、こんな感じです。
鼻も、、こんな感じです。
こちらもインプラント装着型ですね。
こちらが、鼻の裏側。
ちなみに、
インプラントの埋め込みには手術が必要で、手術は病院の形成外科で行うとのことです。
そして、
エピテーゼはこちらの会社で作製するということだそうです。
もちろん、
インプラントを埋め込むにはお金がかかりますし、
他の理由も含めて、インプラントがいやだという方もいらっしゃいます。
そのような場合は、、
接着剤でもつけられます。
こちらの耳は、
接着剤でつけるように作製された耳です。
裏側はこんな感じです。
と、、ここで書いていてひとつ、ショックなことが。。
接着剤、、見せてもらうの、忘れちゃった。。
しょうがないか。。
こちらが、、耳のエピテーゼの数々です。
すべて、接着剤用です。
インプラントにするか接着剤にするかは、
患者さんによって違うそうですが、
眼や鼻の場合は、
接着剤だとうまく定位置につかないこともあるらしく、
インプラントの方が良いという患者さんが多いそうです。
お写真はここまでですが、
他にも、
乳房や足など、
多くの部位でエピテーゼを作製しているとのことでした。
今まで「エピテーゼ」という名前は知っていたのですが、
いざ、
その「エピテーゼ」を目の前にし、触れたりしてみて、
これはすごいな、、
と、単純に感動しました。
ここからは、小耳症について、、ですが、、
手術をするかしないか、、
ということで悩んでいた親御さん、
もしくはご本人が多くいらっしゃったかもしれませんが、
そのような方々には、
手術をしないで、エピテーゼを使用する、、
という方法もひとつの選択肢になるのではないか、
と思いました。
手術をすることもひとつの選択。
手術をしないのもひとつの選択。
エピテーゼを使用するのもひとつの選択。
いろいろな選択肢があるわけで、
もちろん、上に書いたこと以外にも選択肢はあると思うし、、
そのどれを選択するかは、
小耳症のお子さま本人が決めればいいし、
って言っても、
手術はだいたい10歳ぐらいにするから、、
実際に10歳の子どもが自分で決められるか、、
っていうと難しいこともあると思います。
だからこそ、
親御さんにはいろいろな選択肢があることをお知らせできれば、、
と思いました
今回、アヘッド ラボラトリーズの常國さんのご厚意により、
エピテーゼを作製している場所も見させていただいたのですが、
本当に患者さんを想う常國さんと、その常國さんのもとで働く従業員さんの、
あたたかい関係にも触れることができました。
本当に貴重な時間を過ごさせていただきました。
アヘッド ラボラトリーズのみなさん、ありがとうございました。
そして、
アヘッド ラボラトリーズを紹介してくださったようた母に感謝です。
と、、話がこれで終わるかと思いきや、、
オザキさんとぐすくさんは、これから何かあるんですの?
と、、常國さんに聞かれ、、
この後は、ようた母さんとyukiさんと飲むことになっています。
と返したら、、
ほな、僕も行きますわ~^^
ということで、、
この後、東京駅で5人で飲んだのでした。
そのときのお話は、、またそのうち^^
今日も1日笑顔で楽しく過ごせますように☆
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