ポッキーの日、レ・ミゼラブルに行ってきました☆ [レ・ミゼラブル]
はいさぁい♪みなさん元気ですかぁ~♪
11月11日、、レ・ミゼラブル、感激してまいりました。
感激、、うん、、感激^^
今回は、原作を読み終えて初めての観劇ということで、
やっぱり、原作と舞台と違うところもよくみえたし、
舞台をみて、そこのつながりはそういう意味だったのか、、
と思ったり、、
なんか、、いろいろ発見があっておもしろかったです。
さてここからは、ネタバレがあるかもしれません。
今回、一番印象に残ったのは、、福井晶一ジャベールでした。
法律こそ正義であるという、
冷徹とも言われるジャベール、、見事でしたね。
登場から、一貫して法に忠実に動き、心の動きがまったくなく、
この人には言い訳も何も通用しないという、、
それこそ、「冷徹」ということばがぴったりなジャベール。
バルジャンがファンティーヌを病院へ連れ行くように指示する場面、
役者さんによっては「心」が見える部分もあるんだけど、
今回のジャベールはここでも「心」の動きがないように見えました。
そんなジャベールの「心」の動きを最初に感じたは、
パリでテナルディエ一派を逮捕しようとした際、、
被害者であるはずのバルジャンとコゼットが姿を消したときだった。
けど、それはほんの一瞬だった。
しかし、、その後の♪Starsでは一転、、
「冷徹」という表現とはかけ離れたジャベールがいた。
バルジャンを逮捕するための「情熱」。
それが本当によく伝わってきた。
ここでジャベールの「心」を見たような気がした。
そして、もうひとつ、
自殺のシーン。。
今回、バルジャンの独白以上に心が震えた。
おそらくは、
今まで観てきたジャベールの中で、、一番じゃないかな、、
それぐらい、このシーンはすごかった。
本当に「心」が乱れていて、
それこそ、
今までの自分が信じてきた「道」そのものが、
完全に崩れ去り、
ジャベールがジャベールでなくなっていくようなその様は、、
鳥肌が立つだけでなく、
ひとりの人間の終わりをみたような気がしました。
今までいろいろなジャベールを観て、
特に印象に残っているのは、
岡幸二郎や今拓哉なのですが、
今回の福井晶一、、
この方々を超えるぐらいの、、
なんという凄まじさを感じました。
ってか、、
福井晶一、、かなり好きになりました^^
出逢いが最近だったため、
美女と野獣のビーストと、レ・ミゼラブルのジャンバルジャンしか観ていないのですが、
歌もうまいけど、、
やっぱりなんていうか、、
その役その役が、、
そのままビーストであったり、バルジャンであったり、、ジャベールであったり、、
本当にそこにその登場人物がいるような感覚にさえさせられる役者さんだなぁ、、
と思います。
これからも、
気にしてみたいですね。
笹本玲奈エポニーヌ。
やっぱり安定していますね。
歌のうまさはもちろん、
演技、表現力はやっぱりさすがでした。
ってかね、、観ていて思ったんですけど、、
マリウスを想う気持ち、
叶わない想い、
それでも、
マリウスのために一生懸命に生きる姿は、
「切ない」って、、
前まで思ってたんだけど、、
「切ない」っていうだけじゃないんですよね。。
マリウスのため、、じゃないんですよね。
エポニーヌは、自分のために生きてるんですよね。
想いが叶うとか、そういうことじゃないんですよね。
だからね、、
「強く芯のある生き方」をしているエポニーヌは、、
「切ない」けど、、「カッコいい」って、、思います。
なんで、、
今頃そんなこと気がついたんですかね^^;
駒田一テナルディエ×森公美子テナルディエ夫人
こちらは僕が思う鉄板のコンビ。
なぜか、
このコンビだと何かやってくれそうな気にさせてくれますね。
最初の宿屋のシーンは、
今回も手拍子はなかったのですが、
手拍子がない分、、
悪党な感じがモロに出ていました。
そして、駒田一テナルディエ、
前回も観たけど、
今回はその前回以上に表情に卑しさが増していました。
それにしても、
やっぱり手拍子のありなしでも多少は感じ方が違いますね。
まぁ、、僕はあんまり手拍子が好きではないで、
それはそれで良かったと思いますが。
でも、あのシーン、旧演出は手拍子ありで楽しく観られる感じがあったのでね、
新演出になって、息の抜けないシーンになったように思います。
でもね、
結婚式のシーンはちょっぴりでも手拍子があったので、、
なんかしっくりした気持ちになりましたね。
不思議^^;
知念里奈ファンティーヌ。
♪夢やぶれて、、ただただ綺麗でした。
ファンティーヌは、
♪夢やぶれてがクローズアップされているし、
僕もブログに書くときはほとんどこの曲について書くことが多いけど、
僕が特に気にしているところは、、
バマタボアと争うシーンと、
その後のジャベールに牢に入れないように懇願するシーンなんです。
「娼婦だってドブネズミと寝ないわ」と、
バマタボアに懸命に抵抗するその姿は、
それこそ自分の中ではどん底まで落ちたということを認めたくないという、、
そういう気持ちがあると思うんですよね。
自分の尊厳を守りたかったんですよね。
でも、、
やっぱりそうはいっても、
牢に入れらてしまったらコゼットは死んでしまうという、、、、
それがその後のジャベールへの懇願のシーンなんだけど。
自分の尊厳に対する気持ちとコゼットへの想いと
その両方を感じるこのシーン、、胸にくるものがあります。。
と、、ここまでキャストについて書いてきました。
それにしても、、
♪ワン・デイ・モアはやっぱりすごいです。
あの圧倒的なパワーは本当に圧巻。
演出が変わっても、、
あのシーンのパワーだけは変わらない。
前にも書いたけど、
♪ワン・デイ・モアのメロディって、、
ファンティーヌの♪夢やぶれてじゃないですか。
(2013年2月20日・・♪愛はとこしえに生き@ミュージカル参照)
http://gusukunoashiato.blog.so-net.ne.jp/2013-02-20
♪夢やぶれてのメロディでをみんなで歌うことで、
ファンティーヌもちゃんとあの場に存在させているんですよね、だぶん。
登場人物みんなに「明日」はあるけれど、
その「明日」の意味はみな違うわけで。。
バルジャンの「明日」
コゼットの「明日」
マリウスの「明日」
エポニーヌの「明日」
アンジョルラスの「明日」
学生たちの「明日」
ジャベールの「明日」
テナルディエ夫妻の「明日」
そのすべてが違う。
そして、
それぞれの想いを乗せて
その違う「明日」をひとつのメロディで、
ファンティーヌのメロディで歌うところに、
この♪ワン・デイ・モアの「パワー」があるんだと思うんですよね。
いつ聴いても、
いつ観ても、
あのパワーに圧倒されるとともに、
前に向き、前に進むエネルギーをもらえる。
やっぱり、♪ワン・デイ・モアはすごかったです。
他にも、、いろいろ書きたいことがあったんだけど、、
なんか、、よくまとめられないので、、
今日はこの辺で^^;
ってか、、最初に書いた、原作と舞台との違いとか、まったく書いてないですね^^;
また、気が向いたときに書きたいと思います。
今日もあと半日ぐらい?素敵に楽しく過ごせますように☆