12月8日、李香蘭を観劇して。 [李香蘭]
昭和の歴史三部作ならぬ、
12月8日、李香蘭三部作を無事書き終えたわけですが、、
今回の李香蘭は本当にいろいろなことを感じた、、
そんな公演でした。
12月8日、、
もちろんその日が何の日かをわかった上で、
あえてその日に観劇することにしたんだけど、
1幕最後、、12月8日のシーン、、
轟音が鳴り響く中、
人々が、それぞれの想いを胸に、未来を見据える顔をみて、
74年前の今日、
多くの人々は、どのような気持ちだったのかな。。
と、、今までに感じたことのない気持ち、感情が僕の中にわいてきました。
そして2幕、、
わだつみのシーンから、、海ゆかば、、
そして、、戦争のシーンがスクリーンに流れるのを観て、、
涙が止まらなかった。
そんな気持ちの中で観たからなのかな、、
香蘭と愛蓮の再会の場面、、
僕が一番心揺さぶられるシーンでもあるんだけど、、
愛蓮が言った、、ことば、、
戦争が終わるの
とても力強く、
他のどのことばよりも、、想いが込められていた、、
そんな気がしました。
このことばを言うために、、
このミュージカルはここまで来たんじゃないか、、
とすら思ったほど、、
愛蓮のことばには、、
今までの想い、これからの想いが、
すべて込められた、、そんな力があったように感じました。
今回、ミュージカル李香蘭を、12月8日に観劇して、
今までとはまた違った感情や、感覚があったし、
ほんの少しかもしれないけれど、
この時代に生きた人たちの想いや気持ちを感じることができたような、、
そんな気がしました。
企画・演出の浅利慶太さんをはじめ、
出演している俳優さんやスタッフさんや、、
この作品に関わるすべての方の、
平和への祈りが込められた、ミュージカル李香蘭。
とても大切に、語り継いでいかなければならないミュージカルだということを、
改めて感じました。
このようなミュージカルに出逢えて、
このようなミュージカルをみせていただいて、
感謝の気持ちになりました。
これからも、
ひとつひとつのことばを胸に刻みながら、
この、ミュージカル李香蘭を感じたいと思いました。
ミュージカル李香蘭に、、感謝。