親愛なる皆様へ [☆ペンリレー☆]
※日頃、ぐすくブログ『四つ葉のクローバーはあなたの心の中にある!』をご愛顧頂き、ありがとうございます。
突然ではありますが、当ブログは昨日の更新を以って終了致しました。
代わりまして本日より『四つ葉のクローバーを探したけれど、心の中が焼け野原!』を開始する運びとなりました。
引き続き、お楽しみ下さい。
ちゅえれ~♪(フランス語で『殺せ』の意味)
みなさん、元気ですか?私は元気ではありません^ ^
代筆シリーズ・最終回を務めさせて頂く金曜日の男、A★RATAです。
これより先、ぐすくさんが書くような勇気と希望の湧いてくるハートフルな文章はございません。
あるのは劣等感と妬みと嫉みと悪意に満ちたネガティヴセンテンスばかりです。
負の言葉を忌避するこのブログを、負の言葉を以って破壊しようと思います☆
そんなものは見たくない、という方はここらでご退場願います。
よく分からんが読んでやる、という奇特な方のみ、そのままお進み下さい。
テーマはズバリ『あきらめること』について。
〜人生は掛け算だ。どんなにチャンスがあっても、君がゼロなら意味がない〜
こんな言葉がかつて話題になりました。路上詩人なるものが世に現れ出した頃の話です。
私はこの言葉が大嫌いでした。
ほら、早速ネガティヴワードが出てきましたよ。
人生は足されたり引かれたり割られたり、そもそもそんな単純な数式ではないし、マイナスに転じていないのだからゼロの方がマシだし、何より短いワードで知ったようなことを得意げに語る感じがいけ好かない…と、当時その詩人さんよりもよっぽど人生について何も知らないガキの分際で私は思ったものでした。
話は飛んで約十年後、人生最大の挫折が訪れます。それは私が前職を辞めて次の場を求めている時のことでした。
要は試験に落ちて進路に躓いただけ…と一言でまとめることは出来ますが、自分の中では世界の終わりです。
SEKAI NO OWARIです。
スターライトパレードです。
今まで築いてきたものが音を立てて崩れて行くのを感じました。
絶対の自信を持っていたのに、それは何の意味も持たないものでした。
そして取り返しのつかないことになったと思いました。
先のことを考えるのが怖くなりました。
朝目覚めるのが恐ろしくなりました。
友人に会うのが恥ずかしくなりました。
いっそ、明日にでも世界が滅びてくれないかな…とも思いました。
今思うと、そんな中でも色んな人に励まされていた気がします。
しかし、一度心がマイナスに振れると何も響きません。
励まされた、という事実だけは残っていましたが、思い返しても何を言われていたのかはサッパリ思い出せません。
ただ一つ、確かに覚えている友人からの言葉があります。
「お前はこれまでの人生を思い通りに歩いてこれたのか?計画通りに、自分をコントロールして進めてこれたのか?」
これを出来る人種を『天才』と言うのだけど…という一言を添えてその言葉を突き付けてきました。
もちろん自分は天才なんかじゃありません。
そうであったならこんなに苦しんでいません。
そしてその答えに返ってきたのは
「だったら今お前が感じてる将来への不安とか、どうせ無理だ、なんて諦めには何の根拠も無いってことだ。だってお前は『凡人』なんだから」
…というものでした。つまりこういうことです。
『お前如き凡人が、天才の真似事のように先のことを見通そうとしたってそんなスキルも実績も無いのだから、それよりさっさと今出来ることをやれ』
…ということ。
活字にしてみると結構酷いことを言われてるような気もしますが、この言葉でとても心が軽くなったのを覚えています。
スラムダンクで赤木が魚住に「お前は鰈だ、泥にまみれろよ」と言われた感じです。
なので、出来ることをやることにしました。そして今に至っています。
『マイナスにマイナスをぶつけたら動きだすことが出来た』、この事実は自分にとって結構大きいです。
松岡修造に励まされてもこうはならなかったと思います。
今回のペンリレーの話をもらった時に何を書くか悩みました。
そもそも、ぐすくさんのブログがどういうものか?というところから考えてみると『ポジティブ』という言葉が浮かびました。
ならば、ポジティブ志向のこの場において、逆を行く話を書くのも面白いのではないか…と考えるに至りました。
決してポジティブであることを揶揄するつもりはありません。
ぐすくさんのブログはいつも前向きで、実際には相当大変な思いをしていたりしても「言う必要の無いことは発しない」というスタンスを貫いている点において、本当に尊敬しています。
愚痴る方が簡単ですから。
自分には真似出来ないし、これからもそのスタンスは変わらないで欲しいと思ってます。
そんな中で、もし読んでいる方の中に当時の自分と同じように苦しんでいる人がいたとしたら、
もしくは今後そういう事態に陥ってしまったとしたら、
プラスの言葉が響かなくなってしまったとしたら…
『あきらめる』ことでまた歩き出せることもある…ということをお伝えしたいな、と思った次第です。
さて、ここで残念なお知らせです。
『四つ葉のクローバーを探したけれど、心の中が焼け野原!』、今回が最終回です。
明日からはまたぐすくさんの『四つ葉のクローバー(略)』が始まります。
充電期間を経て、どうやらとんでもなく面白いネタを仕込んでいるようですよ。
それはもう、これまでのブログの常識を覆す斬新なアイデアが盛り込まれた、そしてゲラゲラ笑えてホロリと泣ける、ハリウッド映画を見終えたような爽快な読後感をもたらす超大作らしいです。
皆さん、楽しみにしていましょうね♪
それでは、長文乱文お付き合い頂きありがとうございました。良い週末を。