彼の誕生日。

いや～、やっぱりこの馬は強いのかぁ～


今でも耳に焼きついている。




第111回　天皇賞・春



3番枠からスタートし、
1週目は先団の内でじっくりレースを進める。


スタンド前を通過し、1コーナー。


ペースはスローだった。


2コーナー付近、
外の方へ進路をとった。


そして、
2コーナーを過ぎて、、



動いた。



2コーナーをまわりきり、
向正面、坂の上りで前を追っていく。



坂の途中で先頭に立つ。



3コーナー、
先頭で坂を上りきって下りに入る。


3、4コーナー中間、
坂の下りで各馬の手が動く。



でも、


彼の手は動かない。



坂を下りきる。


4コーナー、
後続を一気に突き放すべく、スパートをかける。



その時の実況が冒頭のフレーズだった。



いや～、やっぱりこの馬は強いのかぁ～





一生懸命先頭を走る馬。
叱咤激励して必死に追う騎手。



勝ちたい。
勝たせたい。




僕にはそう感じた。



彼らは、
大外から強襲してくる馬をハナ差、退けた。


16cm。



僕が感動した一番のレース。


初めて、彼らの存在を知ったレース。


そして、彼らのファンになった。




4歳、京都で花開いた彼は、

5歳、京都で強さをみせた。



そして、、

苦しみ、もがいて、、


7歳、京都で復活した。



いや～、やっぱりこの馬は強いのかぁ～



このシーンは、、、

何回観ても、胸が熱くなる。




大好きな馬の誕生日と命日には、
必ずその馬のビデオを観るようにしている。



今日は、僕が初めて大好きになった馬、

ライスシャワーの誕生日。



何事にも、
一生懸命になることを教わったよ。


ありがとう。。

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