福島で感じたこと。 [想い]
みなさま、ご無沙汰しております。
お元気でしょうか。
1週間ちょっと、ブログをおやすみさせていただきましたが、
多くの方々が遊びに来てくださったみたいで、
とてもうれしく思います。
この1週間、福島県に行っていました。
行った場所はどこも、海沿いは何もなく、、壊滅状態でした。
僕は、避難所でお手伝いをさせていただいたのですが、
そこにいらっしゃる方々は、みなさん、津波でお家やご家族を失った方ばかりで、
ことばでは表現できないような、、そんなつらい経験をされた方ばかりでした。
それでも、、
そのようなことを感じさせないぐらいみなさん笑顔で、強く生きていらっしゃいました。
でも、、
普通に会話をしている中で、
ふと、、
あぁ~、、これからどうしようかなぁ、、
と、ボソッと言われたりすると、、
もう僕はことばが出なくなってしまって、、
自分の無力さを痛感したりもしました。
壊滅状態の町をみて、、
想像を絶するほどの出来事だったんだと、、感じたし、
避難所の方々の話を聴いて、、
津波が迫ってくることの恐怖というものを感じた。
もちろん、僕が「感じた」なんていうのは、
体験したわけじゃないから、
本当にわかっているわけではないけど、
体験した方々の話は、
一瞬の判断やある意味「賭け」にも似た感情で、、
いや、、
そんなことじゃなくて、、
とにかく逃げるっていうただそれだけで行動したんだ、、
って思った。
誰かを助けに行って、残念なことになった方の話もたくさん聴いたし、
とにかく、生き残るために必死で逃げて助かった方の話もたくさん聴いた。
誰かを助けに行かなければ、、
っていうことも言われていたけど、、
やっぱり、その方にしたら、助けに行くのが当然だったんだろうし、、
だから、
何が良くて、何が悪いなんてことはなくて、
結果として、、今生きているかそうでないか、、なんだと思う。
それは、運がよかったとか、運が悪かったとかでもなくて、、
なんか、、よくわからないですね。。
ただ、、ひとつ思ったことは、、
そういう話を避難所の方々からたくさん聴いて、
心が痛くなったり、つらくなったりしたけど、
でも、
避難所の方々は少し、、ほんの少しかもしれないけど、
それでも、前を向いて、歩き出している。
だから、、
これから何年かかるかわからないけど、
少しでも前を向いて歩いていくことが大切だと思うし、
僕に出来ることは、大したことじゃないかもしれないけど、
出来る限りのことをしたいな、、と思いました。
今日は、文章がグチャグチャですね。
でも、、それが今の僕の心。
日曜日に帰ってきたけど、、
まだ心の整理がついていない。
けど、、
今の心を書いてみました。
自分に出来ることは大したことじゃないかもしれないけど、
やらないよりはやった方がいいのかな、、
そう思った。